2019年3月に観たいと思った映画 その1

どうせこのうちの1本見られるかどうかも怪しいので、今後のためにとりあえず予告編のリンクと個人的に目を引いたポイントを列挙してみます。

3月15日(金)公開

『まく子』
監督:鶴岡慧子


高橋優主題歌入り!映画『まく子』予告【3/15(金)テアトル新宿ほか全国公開】

とりあえず、草彅剛のお父さんが明らかに人としてダメな感じで最高だと思いました。
今までいろいろあった元SMAPのみなさんはキャリアの転換期としてこれからもっと映画に出ていくんじゃないかと思いますが、メンバー全員が俳優としても大好きなので、全員応援してます。まだグループ単位で見てしまってごめんなさい。『少女』の稲垣吾郎みたいに、脇で輝くのも絶対アリだと思うので、この映画にも期待しています。そういえば吾郎さんがダメな父親を演じていた『半世界』も素晴らしい映画でしたね。剛と吾郎のダメ親父対決。観て確認がしたいです。

『サンセット』
監督・脚本:ネメシュ・ラースロー


3月15日(金)公開『サンセット』予告編解禁

よくわかんないですけど、風格ある感じの映画は好きです。監督の前作の『サウルの息子』も観てないんですけど評判だけは聞いてまして、興味があります。

マリオネット 私が殺された日
監督:イ・ハンウク


マリオネット 私が殺された日

「未体験ゾーンの映画たち」っていうのは、いろんな事情で日本公開がちょっと難しそうな洋画をまとめて、1週間ずつとかでもいいから上映しよう、という特集上映です。もう5年くらい続いているのかしら。ほかにも「カリコレ」とか「ワールド・エクストリーム・シネマ」とかいろいろありますけど、ざっくり説明するとそういうイベントです。北欧系の映画をまとめて上映する「トーキョー ノーザンライツ フェスティバル」なんかも恒例行事として定着してるので仲間に入れたほうがいいかもしれないですね。

未公開の洋画DVDを手に取るのって、「海外の評判聞いて公開が楽しみだったのになんで日本で上映しないんじゃ!」ってなった映画でもないかぎり、ちょっとハードル高そうじゃないですか。面白いかどうか全然わからんけど、とりあえず映画館に飛び込んでみようじゃないか、っていうバクチ感が好きだっていう人はこの予告編や、簡単な概要だけでテキトーに判断しちゃえばいいんだと思います。

だからこの映画も、日本に紹介する価値のある韓国のサスペンス映画だ、というだけでもう観たいわけです。観ていて厳しい気持ちになることも少なくない韓国の怖い怖い映画ですけど、その表現の容赦なさは現在の日本ではまず見られない勢いや怒りが込められていて、たしかに過剰なところもあるんですが、それはそれである種のうらやましさを持って見ていることが多いです。この映画も面白い映画だと良いんですけど。

 3月16日(土)公開

美しすぎる議員
監督・脚本:五藤利弘


『美しすぎる議員』90秒予告

川村ゆきえが選挙活動している絵面だけでもう面白そうじゃないですか。もちろんタイトルも設定も、実際に10年前くらいに八戸発で話題になった(えっ、もう10年も前なの!?)「美人すぎる市議」の話がもとになっているんだと思いますが、ご当人と川村ゆきえの顔の系統が似ているっていうところがポイントですね。ナイスキャスティング。グラビアの需要がいまだに絶えないのは素晴らしいことだと思うのですが、この先も残っていく作品として、もっと映画にも出てほしいです。

新橋探偵物語
監督:横山翔一


映画『新橋探偵物語』予告

『絶倫探偵 巨乳を追え!』というピンク映画を一般向けに描写をマイルドにした再編集版、だそう。本来の公開題は身も蓋もないけど、根本的にはそういう需要で作られている映画だから、それはまあ、仕方がない。それよりも、わざわざ一般作品としてタイトルを変えて単独ロードショーされるほどの価値があるっていうことに注目をしていきたいところ。

映画としてバランスが悪くてもエロければ良いというピンク映画の世界では、そういう興行上の要求に監督が折れて濡れ場を増やすなんてことはよくあること。この20年くらいは、ピンク映画を本来監督が表現したかった形に戻したディレクターズ・カット版や、よくできた映画なのに、ハードコアな描写のせいでTV放送ができないものを高校生が観られるように修正した「R-15版」を制作するのがけっこう普通になってきて、これまであまりにも日の当たらない場所にあったピンク映画を観るハードルはだいぶ下がっている。そういう再編集版を集めてレイトショーをする特集上映も増えてきて、この映画ももともとは去る2018年に東京ではキネカ大森やテアトル新宿で開催された「OP PICTURES+フェス2018」で上映されたもの。

実際評判になっている作品を観に映画館へ行き(たいてい過去作品の再上映。新作を観ることはほとんどないのですが……)、「どうせエロ映画なんでしょ」という先入観を取り払って画面と向かい合ってみると、けっこう味わい深い作品があったりもする。各種メディアではネタっぽく扱われてしまうことも多い若手AV女優が実はすごい演技派でした、みたいな発見をすることも少なくないので、機会があればこういう作品も拾っていきたいと思っています。

探偵なふたり:リターンズ
監督:イ・オンヒ


『探偵なふたり:リターンズ』予告編

これも韓国映画。推理オタクと刑事のコンビっていうのもバカっぽくていいですよね。もっと日本の2時間ドラマでもこういう設定で作ればいいのに(もうあるのかな? 知らないだけか)。ちなみに前作は観ていません。リターンズってことはパート2だと思うんですけど。

不器用な彼女
原作・監督・脚本:清水佳代子


映画『不器用な彼女』 予告編

公式サイトもなく、数日前までYouTubeに予告編もなく、あるのはTwitterFacebookのアカウントだけ。極限まで抑えられた低予算ぶりが偲ばれるのですが、もしかしたら大穴的にすごく面白いのかもしれない、気がする。監督が原作と脚本を兼ねているところからも、思いの強さみたいなものを感じる。ポスターに「第2のエマ・ストーン」というやたらデカいキャッチコピーをつけられている笛木陽子も、そこまで言うなら実際のところどうなのかすごく確認したくなる。それはそれとして、主題歌を歌う「ジュリアナの祟り」なるアーティストが意味不明すぎて目を引く。なんでも命名者はビートたけしとのこと。ますますわけがわからない。

 

意外と書くのに時間がかかった&うんちくが多すぎて長くなってしまったので、それでは続きはまた来週、ということでどうでしょうか。映画を観る時間がなくても、せめて予告編だけでもちゃんとチェックしたいというそういう貧乏な根性の現れでございます。自由な時間も限られていますし、古い映画もいっぱい観たいですから、その年に観られる新作映画の数って、結局かなり限られてしまいますよね。観られない映画への恨み言、なのかもしれません。レビューじゃなくってごめんよ。